第19回日本物理学会Jr.セッション(2023)

Jr.セッションは中高生による物理的内容を含む理科の研究発表の場で,世界物理年の2005年からスタートしました。
Jr.セッションは,毎年、日本物理学会年次大会・大会の期間中またはその前後に開催しています。

審査について

応募のあった研究は,実験・測定・観察の創意工夫,データ解析・結果の考察などにおける物理(科学)的センスを基盤に,生徒の自主性の大きさも加味して総合的に評価します。

提出された研究レポートを審査(書類審査)し,Jr.セッション(オンライン開催)にて口頭発表を行う研究を決定します(書類審査結果通知予定日:2023年2月6日(月))。 Jr.セッション当日は,第一線で活躍する物理学者が口頭発表を審査(当日審査)します。

書類審査・当日審査の結果をもとに,優秀な研究には日本物理学会Jr.セッション優秀賞,奨励賞等を授与します。

各審査および表彰は,次に示す本会関係者により厳正に行います。

*書類審査

物理学の各専門領域の代表者(領域代表・副代表),理事,Jr.セッション委員会委員,男女共同参画推進委員会委員,物理教育委員会委員,大学の物理教育編集委員会委員,前回審査員,他にJr.セッション委員会委員長が指名する者が書類審査を行う。その結果をもとにJr.セッション委員会において口頭発表を行う研究を決定する。

*当日審査

書類審査の審査員,他にJr.セッション委員会委員長が指名する者が当日審査を行う。
当日審査の観点は次の4点です。

  1. 着眼点:発想,着眼点がユニークであるか。
  2. 論理性:主張が明確で,根拠に基づいて論理的に展開されているか。
  3. 夫:実験・理論との比較等を,自分たちでどのように工夫して行っているか。
  4. 表現力:内容を的確にわかりやすく聴衆を引きつけるように発表しているか。

*表彰

書類審査・当日審査の結果をもとに,Jr.セッション委員会において賞を授与する研究を決定する。

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