The Physicl Society Japan
第22回日本物理学会Jr.セッション(2026)
日本物理学会は、中・高校・高専生が日頃の研究成果を発表・議論する場としてJr.セッションを開催し、
参加生徒の研究の発展と成長に寄与することで、物理学を通じて次世代を担う人材の育成に貢献することを目指しています。
Jr.セッションでは、本会会員との議論により物理学者の考え方・研究の進め方に触れることができ、
また、他校の生徒・引率の先生方との交流により研究の視野を広げることができます。
皆さんの自由な発想による研究の応募をお待ちしています!
Jr.セッションは、高校生や中学生が取り組む、物理学に関わるオリジナルな研究の成果を発表・議論する場です。2005年の世界物理年にスタートしました。例年、3月の日本物理学会の大会の時期に合わせて開催しています。参加生徒の研究の発展と成長に寄与することで、物理学を通じて次世代を担う人材の育成に貢献することを目指しています。
日本物理学会の主催ですので、物理学に関する研究や教育に携わる多くの物理学会会員が参加することが最大の特徴です。その数は、書類審査から発表会まで、総勢200名以上にもなります。参加生徒の皆さんは、本物理学会会員との議論を通じて、物理学者の考え方や研究の進め方に触れることができます。さらにJr.セッションは、全国から集う研究仲間に自分たちの研究成果を伝え交流できるまたとない機会です。毎年、100件を超える応募があります。Jr.セッションを通じて、取り組んでいる研究をさらに発展させてください。
Jr.セッションでは、参加する生徒の皆さんの研究を応援するために、審査を行い表彰をしています。審査は極めて慎重に行っていますので、受賞した人は自信を持ってさらに研究を進めてほしいと思います。ただ、受賞しなくても、独創的な発想をしている研究、いろいろ工夫している研究、深く考えている研究、論理的に分析できている研究、時間をかけて努力している研究、研究の基本的な流儀が守られている研究など、良い研究は毎年たくさんあります。大切なことは、良い研究をすることを通じて生徒の皆さんが学びを深めてどれだけ成長できるかだと考えています。そんな皆さんの成長を、Jr.セッションは応援しています。