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ポスターセッション発表概要
28GHzフェーズドアレイ無線通信システムにおける高精度検出回路の研究
○山崎 雄大,Alvin Joshua,Pang Jian,白根 篤史,岡田 健一(東京工業大学)
近年の大容量通信の増加や周波数帯の逼迫に伴い、ミリ波帯を用いたフェーズドアレイ無線通信技術に注目が集まっています。本発表では、CMOS65nmプロセスによる28GHzフェーズドアレイ無線通信システムにおける位相および振幅の高精度検出回路の研究について発表します。従来のI/Q復調を用いた手法では振幅・位相の両方でミスマッチが大きく、高精度の検出ができませんでした。一方、提案手法ではADC、PDCを用いた検出を行うことで、RMS位相誤差0.17度、RMS振幅誤差0.12dBとなり、検出精度を大きく改善することができました。
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