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ポスターセッション発表概要
128bitセキュリティ高機能暗号向けペアリングのRAMフットプリント4KB実装
○安西 陸,坂本 純一,宋 子豪,吉田 直樹,松本 勉(横浜国立大学)
今後さらに発展が見込まれるIoTネットワークのスマートなセキュリティ管理のために、放送型暗号や検索可能暗号や集約署名などの高機能暗号の活用が期待されている。実用高機能暗号は、楕円曲線上の点のペアリングという複雑な演算に基づくものが多い。このため、128bitセキュリティを達成可能なBLS12-381曲線上のペアリングなどが低リソースのIoT末端ノードで実装可能かは大きな関心事項である。本発表では、4KB未満のRAM使用量でBLS12-381曲線上のOptimal Ate ペアリングが計算できることを、8bit ATMega4809マイコン上での実装を踏まえて報告する。
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