【セッション概要】論文誌ジャーナル/JIP編集委員会主催の本セッションでは,現在,論文誌への掲載を目指して論文を執筆中もしくは,今後,執筆する予定のある情報処理分野の若手研究者の方々へ有益な情報を提供いたします.具体的には,まず,経験豊富な講師をお迎えして研究成果を論文として執筆する過程についてお話をいただきます.また,パネル討論では,編集委員会から編集長ならびに,各グループの主査による,採録される多くの論文にみられる傾向や,査読コメントへの対応方法などのアドバイス,論文を出す前のチェック事項、および論文誌に関する最近の動向などについて情報提供と意見交換を行います.本セッションは,論文著者の方のみならず,共著者の指導教員,査読をお引き受けくださる方にも必見です.
【略歴】1999年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了,博士(工学).電気通信大学,慶應義塾大学等を経て2016年より現職.人間拡張工学,エンタテインメント工学に興味を持つ.文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞. JST ERATO稲見自在化身体プロジェクト研究総括,IPA未踏PM,日本学術会議連携会員等を兼任. 本会会誌編集長(2018年度-現在),本会フェロー
【講演概要】本講演では、論文がよりスムーズに採録へと進むために、執筆段階や査読対応で意識しておくと役立つ考え方や工夫について紹介する。 特に、査読者や編集者がどのような観点で論文を読み、どの要素に注目して評価を行うのかを示し、論文に盛り込んでおきたいポイントや、誤解を招きやすい表現・避けたほうがよい要素などを整理して解説する。 また、条件付き採録となった場合の回答書の書き方、照会への応答で気をつけるとよい点、修正方針の示し方など、実際の対応場面で役立つ具体的なヒントについても取り上げる。
【略歴】2012年横浜国立大学大学院環境情報学府博士課程後期修了。博士(情報学)。同大学院修了後、横浜国立大学成長戦略研究センター産学連携研究員、国立情報学研究所特任研究員、特任助教、横浜国立大学先端科学高等研究院特任教員(助教)を経て、2020年国立研究開発法人情報通信研究機構サイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室主任研究員。2025年より同機構経営企画部企画戦略室プランニングマネージャーを主務とし、主任研究員を兼務。本会セキュリティ心理学とトラスト研究会運営委員を経て幹事(2025-)、ユーザブルセキュリティワークショッププログラム委員長(2025)。
【討論概要】査読者は論文投稿者に立ちはだかる敵ではありませんし、査読者は論文誌の品質を担保する番人でもありません。著者と査読者の間に立ち、論文を読者にとってより読みやすく、分かりやすい内容に洗練させていくプロセスを担うのが編集委員会です。情報処理学会の論文誌ジャーナル編集委員会を構成する4グループの主査から、このプロセスについて紹介していただき、論文投稿時に心掛けるべきことを編集者目線で議論させていただきます。
【略歴】北海道大学、東京藝術大学、大阪大学、国立情報学研究所を経て2022年より現職。博士(情報科学)。情報処理学会インターネットと運用技術研究会主査。情報処理学会論文誌運営委員会ネットワークグループ主査を経て2024年度から編集長。
【略歴】1997年和歌山大学経済学部卒業,2007年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了,博士(工学).奈良先端科学技術大学院大学,東洋大学を経て2022年より現職.本会論文誌ジャーナル編集委員(基盤G,2018-22年),副査(2023-24年),主査(2025年)
【略歴】名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程修了後、日本電信電話株式会社に入社し研究職に従事。NTT株式会社社会情報研究所にて現職。慶応義塾大学特任准教授(2023-)。博士(工学)。本会セキュリティ心理学とトラスト研究会運営委員を経て幹事(2022-2025)、ユーザブルセキュリティワークショップ実行委員(2022-2023)・プログラム委員(2024-)、本会論文誌編集委員会ネットワークグループ委員、副査を経て主査(2025)。
【略歴】2015年 株式会社いすゞ中央研究所 研究員, 2020年 電気通信大学大学院情報理工学研究科情報学専攻 博士後期課程 修了. 同年 立命館大学情報理工学部 助教,2024年 富山県立大学情報工学部 助教となり, 現在に至る.主に進化計算・機械学習に関する研究に従事. 2022年度から情報処理学会論文誌ジャーナル/JIP編集委員,2025年度から同主査(知能グループ).
【略歴】2007年大阪大学情報科学研究科博士後期課程修了.博士(情報科学).同年,日本電信電話株式会社入社,NTTコミュニケーション科学基礎研究所配属.ユビキタスコンピューティング,環境センシングの研究に従事.2020-2021年度情報処理学会理事(論文誌担当).2022年より情報処理学会論文誌編集委員(情報システムグループ),2025年現在同主査.