近年、異常気象や大規模な地震などが発生し、いつ何が起きてもおかしくない状況となっている。このような状況の中で、センサデータを収集する装置であったり、個人に緊急情報を知らせる装置であったり、「いつどんなときでも」「確実に動作する」システムが求められている。本研究は、専用ハードウェア装置の代わりに、複数の汎用品を使用し、さらにクラウドコンピューティングに代表されるソフトウェアによる複数の連携技術を応用することにより、効率的に実運用可能な無停止システムの構築を図る。これにより個人でも簡単に利用できるような止まらないシステムの概念を提案する。