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ポスターセッション発表概要
低解像度遠赤外線カメラを用いた室内における異常行動認識の検討
○橋本 匠,吉田 康太,飯田 啄巳,汐崎 充,白畑 正芳,久保田 貴也,藤野 毅(立命館大学)
高齢化社会に伴い,一人暮らしの高齢者が増加している.一人暮らしの場合,家庭内で発生した事故の発見が遅れ,深刻化する恐れがある.本研究では事故などの異常行動を早期に発見するため,80×60画素の遠赤外線カメラを利用する.このカメラは遠赤外光を受光するため暗所での使用が可能であり,部屋全体を一台で見ることができる十分な解像度を持ち,24時間稼働させることができる.遠赤外線映像から異常を認識するために,近年映像認識タスクで高い性能を示している深層学習手法を用いた.実験では部屋のどこにいても正常な行動と異常行動を見分けることができた.
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