IoT向けセキュア圧縮検索システム:sCPM
○御手洗 秀一,村上 直至(株式会社Lafla),土屋 忠明,松田 誠宙(株式会社ロジックリサーチ)
IoTは政府の重点施策領域の一つであり、市場の急成長が期待される分野である。本提案では、九州大学が開発したセキュア圧縮文字列照合技術(sCPM)を活用し一部をH/W化することで高速なIoTフィルタリング基盤の実現を目指す。技術の中核を成すセキュア圧縮文字列照合は、IoTデータを圧縮・暗号化し、データを紐解くことなく高速検索できる技術である。圧縮率は1/5〜1/20程度で、圧縮率に比例した高速化が期待できるため大量のIoTストリームデータを同時に処理できる。また、圧縮や検索ロジックをSoC化することで極小デバイス上でさらなる高速化を実現する。