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ポスターセッション発表概要
降圧形DC/DCコンバータにおける出力インピーダンスを用いたループゲイン測定法の提案
○築地 伸和,小堀 康功,小林 春夫(群馬大学)
DC/DCコンバータは負帰還を利用したスイッチング電源回路であるため、ループゲイン測定による安定性の評価が大変重要である。従来の代表的なループゲインの測定方法としては電圧注入法が最も広く利用されている。しかし、この方法は帰還回路内にAC信号源を注入する必要があり、帰還回路が内蔵されている集積回路等には使用することができない。本研究では、新しいループゲインの測定方法として、出力インピーダンスを用いてループゲインを測定する方法を提案する。なお、測定対象は降圧形DC/DCコンバータとした。出力インピーダンスは出力から測定可能であり、提案方法ではAC信号源を帰還回路に注入することなくループゲインの測定が可能である。
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