低電圧インターフェースにおける電圧モードドライバに関する検討
○原 大樹,吉河 たけふみ(長野工業高等専門学校)
モバイル電子機器の性能向上に伴い、機器内のデバイス同士を接続する有線I/Fには、広帯域と低消費電力化が求められている。本研究開発では、0.4Vをソース電圧とし、0.2Vの振幅を持った電圧モードドライバと、その前段となるパラレル・シリアル変換回路の検討を行った。ドライバにおいては、内部で0.4Vのソース電圧を生成するとともに、出力インピーダンスを所定値に調整するためレプリカ回路を用いた制御を行った。また、パラレル・シリアル変換回路においては、クロック周波数を緩和するため、2wayのインターリーブアーキテクチャを採用し、2.5GHzのクロックで5Gbit/secのデータ出力を可能にした。