ディスポーザブルなど低コスト指向型IoTデバイスは、PCやタブレットと異なり、端末上のSecurity対策は期待できずファイアウォール導入も膨大な費用を要する。本研究では、LAN集約ゲートウェイにアドオン可能なホワイトリスト型SecurityをFPGAとメモリにより示した。通信を許可するデバイスアドレス、通信データ種別をExact Match方式でSecurity Listに形成した。一般的なRouting Tableは、ターナリ値（0,1,x）を扱うが、本方式はバイナリ値制御としハッシュ値によりリソースを最小化した。ミッドレンジクラスFPGAで約2Kエントリのアクセス制御リストを示し、院内ネットワークなど高いSecurityが要求されるIoTネットワークへ適用が可能である。