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ポスターセッション発表概要
人工ニューラルネットワークICによる独立動作可能な足機構を持った4足歩行型MEMSマイクロロボットの開発
○田中 大介,河村 彗史,田中 泰介,金子 美泉,齊藤 健,内木場 文男(日本大学)
生物の持つ優れた機能や構造を模倣し,マイクロロボットの実現を目指している。地球上に生息する多くの哺乳類は4足歩行動物であり,四足歩行動物はその運動速度に応じて運動リズムを変化させる特徴を示す。本研究では,独立動作可能な脚機構を持った4足歩行型MEMSマイクロロボットの開発を行った。このロボットの大きさは,幅3.5mm×長さ6.0mm×高さ5.1mmである。またマイクロロボットの歩様変化を実現するため,人工ニューラルネットワークICを開発した。ICにより,ロボットの各足のアクチュエータに流す電流の順序を制御して,4足歩行型MEMSマイクロロボットで歩様変化を実現した。
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