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ポスターセッション発表概要
有機トランジスタ を用いたフレキシブル薄膜磁気センサアレイを有する無線磁場計測システム
○近藤 雅哉,吉本 秀輔(大阪大学産業科学研究所),Michael Melzer(IFW-Dresden),植村 隆文(大阪大学産業科学研究所),Daniil Karnaushenko(IFW-Dresden),秋山 実邦子,荒木 徹平(大阪大学産業科学研究所),Oliver Schmidt(IFW-Dresden),関谷 毅(大阪大学産業科学研究所)
近年、軽量性と柔軟性に優れた薄膜有機トランジスタを用いた、IoTに向けたフレキシブルセンサに注目が集まっている。本研究では、有機トランジスタ回路と磁気抵抗素子をフレキシブルなポリマー基板上に作製し世界最薄膜 (3 μm) のフレキシブル磁気センサアレイを開発した。フレキシブル磁気センサアレイは自由曲面に貼り付ける事ができ、インフラセンサや生体用センサなど幅広い応用が実現可能である。さらに本研究では、無線通信モジュールとフレキシブル磁気センサアレイを統合した無線磁場計測システムを開発した。本発表では、無線磁場計測システムの応用として行った、指のモーションセンシングについても紹介する。
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