ビッグデータ向けアプリケーションでは様々な種類のアクセスを処理するため，高速なNANDフラッシュSSDが用いられる．NANDフラッシュメモリはガベージコレクション(GC)動作が必要となり書き込み性能が制限される．GCのレイテンシを削減するためLBA scramblerを提案した．LBA scramblerは論理アドレス変換を行い，次に消去するブロックにデータを書き込む手法である．しかしLBA scramblerはホット・ランダムワークロードでSSD性能を悪化させる．そこでアプリケーションに応じたGCの最適化を行うことで，LBA scramblerを用いたSSDの性能が向上した．