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ポスターセッション発表概要
像面マルチアパーチャ方式画素内圧縮型超高速CMOSイメージセンサの提案
○望月 風太,佐藤 祐人,香川 景一郎,ソ ミンウン,高澤 大志,安富 啓太,川人 祥二(静岡大学)
超高速撮像は物理・化学・生物における超高速現象の過程を明らかにし,科学や医療技術の発展に貢献する.特に半導体技術に基づく超高速イメージセンサは小型・低コストであり撮像対象の制限が少ないが,速度向上が課題である.本研究では商用超高速カメラよりも2桁速い10億枚/秒以上を目標とするセンサを開発する.各4つの蓄積部を持つ4×2のサブ画素が1画素を構成することで,単一レンズの像面上でマルチアパーチャと同様の効果を得る.画素自身をメモリとして用い,シングルショットで時間的な圧縮センシングを行う.時間分解能が画素内の電荷転送速度にしか制限されず,従来方式より格段に高い撮影速度を実現できる.
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