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ポスターセッション発表概要
太陽電池分割方式によるオンチップ環境発電機の高効率化
○五十嵐 一真,南 快優,杉浦 隆弥,中野 誠彦(慶應義塾大学)
センサネットワークを実現する上で、多数のセンサに電力供給する方法が必要となる。そこで、環境発電機、アプリケーションを単一チップに搭載した自律動作可能なマイクロシステムを提案する。このシステムは外部電源との接続およびバッテリの搭載が不要であり、mm角の小型センサとして使用できる。先に試作したオンチップ太陽電池とブートストラップ型チャージポンプ回路は、低照度時において出力電圧が低下する課題があった。本課題に対し太陽電池分割方式を用いることで、占有面積を広げずに低照度の条件下において環境発電機の出力電圧を約80mV向上させることに成功した。
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