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ポスターセッション発表概要
画素間ばらつき補正機能を有する3次元積層人工網膜チップの提案
○伊藤 圭汰,宇野 正真,後藤 竜也,竹澤 好樹(東北大学),西野 悟(長崎総合科学大学),木野 久志(東北大学),清山 浩司(長崎総合科学大学),田中 徹(東北大学)
加齢黄斑変性や網膜色素変性症により失明した患者の視力を回復させる手法の一つとして、工学技術を用いた人工網膜が世界中で研究されている。人工網膜とは、外界の光を光電変換し残存する網膜細胞を電気刺激することにより視機能を再生するデバイスである。視機能を人間の眼と同等の性能まで再生するには、外界の明るさに応じた感度の最適化や高解像度化が求められる。そこで我々はこれらの要求を満たす3次元積層人工網膜チップについて研究を進めている。本発表では、受光回路で発生する暗電流に起因した画素間の出力電流ばらつきを補正する機能を提案する。提案する機能の詳細、回路の設計及び評価の内容はポスターにて詳説する。
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