Header
ポスターセッション発表概要
並列計算による超高速撮像素子のモンテカルロシミュレーション高速化
○北川 皓太郎(立命館大学),鎌倉 良成,江藤 剛治(大阪大学),下ノ村 和弘(立命館大学)
現在、マルチ電荷収集ゲート構造を持つ超高速撮像素子において撮像時間分解能の解析を行っている。発生した電荷の収集時間のばらつきを見積もるために、電荷個々の移動軌跡をシミュレーションするモンテカルロデバイスシミュレータの利用が不可欠である。このモンテカルロシミュレーションでは、解析精度を高めるために多くの試行回数が必要であるため、計算の高速化は重要である。そこで、OpenMPを用いたプロセッサのマルチコア利用によるシミュレーションの並列化実装による、計算時間短縮の効果を検証した。さらに、プロセッサの数を増やすことで更なる並列高速化を試みている。
《ポスターセッション一覧》