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ポスターセッション発表概要
ビッグデータ連携ヘルスケアIoTに向けたバイオ発電と0.25μm CMOS 0.23Vリング発振制御型近接無線送信回路による電力自立・使い捨て可能発電センシング一体型集積センサの試作評価結果と設計理論
○小林 敦希,安藤 貴史,池田 景(名古屋大学),小川 雄大,西澤 松彦(東北大学),中里 和郎,新津 葵一(名古屋大学)
ビッグデータベースの医療応用に向けた電力自立・使い捨て可能な発電センシング一体型バイオセンサ集積回路の試作及び設計理論について述べる。発電センシング一体型バイオセンサ集積回路は、バイオ燃料電池と0.25μm CMOSプロセスで実装したリング発振制御型近接無線送信回路で構成される。0.25μm CMOSプロセスでの試作及び測定から回路技術の有効性を確認し、最低電源電圧0.23Vでの動作及び経皮パッチ型有機バイオ燃料電池を用いた電力自立バイオセンシングに成功した。また、電力最適化と低電源電圧動作を実現するために回路シミュレーションより設計におけるトレードオフの関係を明確にし、設計理論を構築した。
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