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ポスターセッション発表概要
ナノレベル分解能大規模集積バイオイメージングに向けた電流モード時間分解能型センサ回路
○池田 景,小林 敦希,中里 和郎,新津 葵一(名古屋大学)
生体分子や細胞の分析に向けて、ナノレベル分解能の大規模集積バイオイメージングの実現が望まれている。空間分解能向上のためには微細CMOSの適用が有用であるが、微細CMOSにおいては時間分解能の方が電圧分解能より優れており、時間分解能型バイオイメージングが有望である。しかし、時間分解能型大規模集積バイオイメージングにおいて従来の電圧モード動作を適用すると大きなビット線容量によりダイナミックレンジが制限される。本研究ではビット線の充放電を伴わない電流モード時間分解能型センサ回路を実現し、シミュレーションで1024×1024アレイの動作を確認した。また、0.6μmCMOSプロセスでの動作実証に成功した。
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