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ポスターセッション発表概要
センサーの動的特性を考慮したノーマリオフ手法の考察
○白畑 正芳,中川 和歩,藤野 毅(立命館大学),熊本 敏夫(大阪産業大学),木股 雅章(立命館大学)
 センサーの動的特性を考慮し,制御マイコンやセンサーの起動タイミングを調整し,低消費電力化を行う手法に関して考察した.
 単純なノーマリオフ手法では,起動時に各要素を同時ONするが,センサーのが安定する時間(安定待機時間)まで他の要素(例えば演算用マイコン,AD変換器)で無駄な消費電力が発生する.これを改善するため,安定待機時間を考慮したタイミングでセンサー以外の要素の起動を順次行い,無駄な待ち時間が発生しないようにする.さらに湿度センサーのような環境によって安定待機時間が変動する場合,時系列の測定デ-タより次の測定の安定待機時間を予測して他の要素の起動タイミングを調整する手法を提案する.
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