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ポスターセッション発表概要
室内光で発電し音で発熱を知らせる腕章型発熱アラームの提案と有機回路による実証
○濵松 昌宗,更田 裕司,横田 知之,雪田 和歌子,染谷 晃基(東京大学、JST/ERATO),関谷 毅(大阪大学、JST/ERATO),高宮 真,染谷 隆夫,桜井 貴康(東京大学、JST/ERATO)
近年、脈拍や体温などの生体情報を常時モニタリングするアプリケーションに注目が集まっている。このような人体に直接接触するウエラブル・センサデバイスでは、装着感のない柔らかさと通信・給電両方のワイヤレス化が求められている。そこで、室内光で発電し音で発熱を知らせる腕章型やわらか体温計を提案する。この体温計は、太陽電池、ピエゾフィルムスピーカ、温度検出器、12V有機CMOS回路を集積しており、すべてフレキシブルな部品で構成されている。人体の上腕部に取り付けられた体温計は、室内光で発電し、体温を常時モニタして発熱を検知すると、音で発熱を知らせる。
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