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ポスターセッション発表概要
無地物体の奥行き検出に向けたパターン生成アルゴリズムとそのLSIアーキテクチャ
○石村 憲意,牛田 実穂(北海道大学),Alexandre Schmid(スイス連邦工科大学ローザンヌ校),浅井 哲也,本村 真人(北海道大学)
自動車やロボットなどが、危険物の回避等、適切な行動を取る為に、カメラの映像を基に周囲の空間の再構成をリアルタイムで行なう必要がある。そこで最初に、単眼カメラの場合は、フレーム間の物体の移動した方向と距離を表す動きベクトルを算出し、奥行き情報を取得する必要がある。従来の手法では輪郭部分の検出は可能であるが、輝度変化の乏しい表面部分の検出が困難であるため、正確な空間情報の再構成が困難である。そこで、映像にパターンを自動生成させることにより、無地物体の表面の奥行き検出を補助するアルゴリズムを考案した。さらにこれをリアルタイムで行なう為にハードウェア実装が容易なLSIアーキテクチャを提案する。
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