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ポスターセッション発表概要
酵素固定化マイクロビーズを用いた酸化還元電位型拡張ゲートCMOSセンサアレイによる低コストグルコース検出
○小森 隼登,新津 葵一(名古屋大学大学院),蒲 晃平(名古屋大学),田中 淳子,石毛 悠,釜堀 政男(日立製作所),中里 和郎(名古屋大学大学院)
CMOSセンサアレイを用いたグルコース検出はコスト、簡便性、高信頼性などの点から注目されている。CMOSセンサアレイを用いたグルコース検出方式の1つに、酸化還元電位検出方式が知られている。この方式は緩衝液による影響を受けないため、高感度な測定が可能だが、酵素による酸化還元反応を用いるため、酵素の導入に起因する高いコストが課題となっていた。本研究では、酵素固定化マイクロビーズを導入し、マイクロビーズを介して酵素反応を起こすことにより、電極表面への酵素の効率的な配置ならびに酵素の再利用が可能となり、酵素消費量の削減による低コスト化を実現した。
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