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ポスターセッション発表概要
PWM画素読み出し方式を用いた低暗電流・低消費電力CMOSイメージセンサの検討
○鈴木 裕貴,香川 景一郎,張 博,安富 啓太,川人 祥二(静岡大学)
生体デバイスや環境モニタリングなどのバッテリ駆動を前提としたアプリケーションには低消費電力化が不可欠である。これまでに低消費電力の技術としてPWM(Pulse Width Modulation)方式が考案されている。PWM方式では、画素信号をデジタルのパルス幅で表現することで、ダイナミックレンジを損なわずに電源電圧を下げることができるとともに、画素駆動をダイナミックに行うことで定常電流を大幅に削減し、低消費電力化が可能である。本研究では従来3トランジスタ方式で実現されていたPWM画素に埋込フォトダイオードを用いた4トランジスタ方式を適用することで、低消費電力と高画質を両立する基礎的な検討を行った。
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