電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
CI-2-3
ナノマテリアルとニューロモルフィックデバイス
田中啓文(九工大)
近年深層学習の優れた計算能力が広く認知され、人工知能の実応用が急速に広がっている。一方で、人工知能アルゴリズムを実行するハードウェアは、シリコンCMOS技術のスケーリングの物理的限界に直面し、性能向上は頭打ちである。このため神経情報処理系である人工ニューラルネットワークやその応用形である深層学習システムを物理的に実装するハードウェア技術とそれを支える新しい材料・デバイスへの関心が高まっている。我々は分子やナノカーボンマテリアルを用い、ニューラルネットワークの構成に必要な機能を実現する研究を進めており、当日はナノマテリアルとネットワークの形成、機能化のポイント、および我々の最近の研究成果を紹介する。