電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-15-21
車両床下配線からの磁界ばく露に対する結合係数のばらつき
◎竹中智弘・平田晃正・伊藤孝弘(名工大)・伯田祐輔・渡辺俊明(豊田中研)
近年,低周波あるいは中間周波電磁界の利用拡大に伴い,電磁界の生体影響に関心が高まっている.国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)は電磁界からの生体防護ガイドライン[1]を掲げている.しかし,ICNIRPガイドラインにおける参考レベルは,電磁界を一様なものと想定して導出したものであり,非一様な電磁環境においては過度に安全側の評価を与える可能性がある.そこで,非一様な電磁環境においても適切な安全性評価を行う手法として,結合係数の導入が提案されている.本稿では,非一様な電磁界環境が想定される車両内に着目し,自動車の床下に配置された配線の位置の変化による,結合係数への影響について比較・検討を行った.