電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-15-20
Matching Pursuit法を用いた複数脳波源推定の有効性
◎大幸裕季・伊藤孝弘・平田晃正(名工大)
近年,医療・産業分野において脳活動から生じる生体信号の有効活用が進んでおり,脳波を用いた脳機能の観測に対する関心が高まっている.中でも 脳電図(EEG)は測定装置が簡便であり,広く利用されている.脳が活動した際,灰白質では神経物質の受け渡しが行われ,その際に微小電流が生じる.この現象は,EEGでは頭皮表面の電位変化として観測される.本研究グループでは脳の活動が1箇所でのみ行われると仮定し,脳波源の推定に関する基礎検討を行ってきた.本稿では波源が2箇所存在する場合を考え,Matching pursuit法による位置推定を行い,その有用性を検証した.