電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-15-19
物理解析に基づく熱中症搬送人員数予測における地域のばらつきに関する検討
◎長谷川一馬・小寺紗千子・平田晃正(名工大)・江川隆輔(東北大)
熱中症による搬送人員数が毎年4~6万人と増加の傾向にある.本研究グループでは体内温度上昇量及び発汗量の解析手法を開発し,測定値との比較によりその有効性を確認してきた.これらの解析より得られた最大体内温度上昇量あるいは総発汗量は,現在の搬送人員数予測に用いられている暑さ指数WBGTや平均気温と比べ,予測結果と実際の搬送人員数との相関が高く,熱中症の搬送人員数予測としての有効性を確認した.本稿ではさらに,他地域で応用した場合を試算,これまでの結果と比較することに有効性およびその高精度化について議論する.