電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-14-8
700GHzコヒーレントテラヘルツ波の空間合波
◎周 洋・西山七海(九大)・伊藤 弘(北里大)・石橋忠夫(NTTエレクトロニクステクノ)・加藤和利(九大)
近年データトラフィック量の爆発的な増加に伴い無線通信速度の向上が課題である。無線通信で伝送可能なデータ容量はキャリア周波数に比例するため、テラヘルツ波を用いる通信技術が注目されている。しかしテラヘルツ波は高出力困難という欠点がある。我々はフォトミキシングを用いたテラヘルツ波生成を検討してきた。この手法のメリットは、テラヘルツ波の位相をレーザ光の光路長により調整できることがあげられる。我々はこの特長を利用し、アレイから放射された600GHzのテラヘルツ波を位相コントロールし、空間合波を実現している。将来さらに大容量な信号伝送を目指すため、今回我々は600-700GHz帯大気減衰窓の上限領域である700GHzで空間合波特性を確認した。