電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-14-7
600 GHz帯2:1電力合成器の設計と評価
◎東本大樹・黒川 翼・園田理人・永妻忠夫(阪大)
光技術を利用したテラヘルツ波の発生技術は、電気技術に比べ広帯域性に優れており、通信やセンシング応用を牽引している。その中で、フォトダイオードは最も要となるデバイスであるが、高周波化に伴い、単体デバイスの出力を増加させることが困難な状況にある。
高出力化のアプローチとしては、複数のフォトダイオード出力を平面アンテナに導き空間合成する手法と、平面線路による電力合成回路を用いる手法が300 GHz帯で提案されており、広帯域性の観点から後者が優れている。しかしながら、平面線路を600 GHz帯に拡張しようとすると損失や分散の影響が極めて大きい。そこで、今回、中空導波管回路を用いた、600 GHz帯2:1電力合成器を設計、試作した。