電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-12-14
バックゲートVCOとFat Tree エンコーダを用いたA/D変換器
○譜久山篤也・木原崇雄・吉村 勉(阪工大)
スタンダードセルのみで構成でき、プロセスの微細化の恩恵を受けられるA/D 変換器(ADC) として、電圧制御発振器(VCO) を用いたADC(VCO ベースADC)がある。従来のVCO ベースADCでは、VCO の出力電圧の振幅を一定にするレベルコンバージョンにより消費電力が増加する。また、位相検出器のカウンターに加算器を用いるため高速動作に適していない。本研究では、バックゲートVCO とfat tree エンコーダを用いたVCO ベースADC を示す。バックゲートVCOの出力電圧は電源電圧からGND までの一定となるので、レベルコンバージョンを必要としない。すべてのブロックをスタンダードセルを用いて構成し、シミュレーションによりその有効性を示す。