電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-12-10
レーザー光を用いた微小電力伝送向け大面積オンチップ太陽電池の特性評価
◎菊地杜斗・小宮山崇夫・長南安紀・山口博之・小谷光司(秋田県立大)
我々は効率と伝送距離の両立が可能なエネルギー伝送媒体としてレーザー光を検討している。これまでに,レーザー光を用いた微小電力伝送技術確立の基礎研究として,集積回路上の様々な構造のpn接合太陽電池にレーザー光を照射した際のI-V特性を評価した結果について報告している。今回は,受光面積を1 mm角まで大きくしたオンチップ太陽電池を試作し,表面での反射を考慮した上で変換効率を評価した。その結果,波長685 nmのレーザー光源を用いた場合,積層集積されるp形拡散層/n形ウェル接合とn形ウェル/p形基板接合を並列接続した場合に11.46 %の光電変換効率を得た。