電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-10-7
電子アメーバSAT解探索システムにおけるエラーと解探索効率の相関
○斉藤健太・葛西誠也(北大)・青野真士(慶大)
最適化問題は、様々な実社会課題の解決が可能であり、高速解法の社会的要請が高い。ところが問題規模の増加とともに組合せ爆発が発生し、既存計算機では計算困難である。こうした背景をうけて、自然に着想を得た自然計算が注目されている。最適化問題専用マシンとして、これまでイジングマシンが提案・開発されてきた。ところがその動作機序に起因して、解ける問題、計算高速性が十分に発揮できていない。我々は、粘菌に倣った電子アメーバ解探索システムを開発し、その解探索能力を実証した。本報告では、アメーバ解探索において重要なエラーと解探索効率の関係を評価解析し、これらの相関を左右する要素について述べる。