電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-9-2
コリメート光を用いた拡張現実デバイスの考察
○田尻顕嗣・服部励治(九大)
拡張現実(AR,Augmented Reality)とは,実環境に仮想イメージを重畳する技術である.頭部に直接装着するようなヘッドマウントディスプレイにAR技術を用いると,複雑な機械操作等を必要とする作業者に対して,作業手順等の情報を提示することができる.この時,作業者は作業対象から視線を外すことなく情報を得られるため,効率的かつ確実に作業を行うことができる.しかし,作業者が注視している対象物と仮想イメージの奥行方向の距離が一致していない場合,作業者は情報を見ようとするたびに焦点調整をする必要があり,疲労の原因となる.この問題を解決するために我々はコリメート光の使用を提案し,その実現性を考察する.