電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-5-5
接触表面粗さが高周波伝達特性に与える影響に関する基礎的検討
◎相原健志(東北大)・林 優一(奈良先端大)・水木敬明・曽根秀昭(東北大)
コネクタの緩みや経年劣化は接触条件を悪化させ接触不良の原因となる.これまでの検討で著者らは,接続部の接触が不十分で接触抵抗が増大した場合でも,高い周波数では信号損失が小さくなることを明らかにした.コネクタでは挿抜等により表面形状に変化が生じ,接触抵抗の増加など接触性能に影響を与える可能性があるが,表面条件が高周波信号伝達特性に及ぼす影響の調査は行われていなかった.
本報告では接触部の表面状態による影響の基礎的検討として,接触部の表面粗さを変化させ高周波信号伝達特性の測定を行った.それによって,接触部で接触不良が生じた場合に,接触部表面の粗さが高周波を用いた信号伝送に及ぼす影響を明らかにした.