電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-4-28
低消費電力・高光出力波長可変レーザチップ
○金子俊光(住友電工)・長谷川太郎・田口利之・石浦正巳・藤井卓也(住友電工デバイス・イノベーション)
およそ100km の接続距離を要するデータセンタ間通信向けに、コヒーレント方式の400ZRがOIF で標準化作業中である。トランシーバはOSFP あるいはQSFP-DD 形態が有望とされており、~16W(DSP込み)の消費電力を達成するため2W 以下の低TOSA 消費電力性能を持つ高光出力波長可変レーザが必要とされている。当社はこれまで、高光出力・狭線幅特性が得られやすいモノリシック波長可変レーザ(TDA-CSG-DR-LD)を製品化してきた。今回はさらに基板への熱散逸が抑制できる空隙構造をヒータ導波路部に設けるプロセスに取り組み、125mW以下のヒータ電力を得ることに成功したので報告する。