電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-4-15
低消費電力・高速動作に向けた半導体薄膜レーザの進展
○荒井滋久(東工大)
 GaInAsP/InP系長波長材料を用いる「1.5-1.6 μm帯長波長動的単一モードレーザ」の低しきい値電流・高効率動作化ならびに、低消費電力・高速動作化を目指した半導体薄膜レーザの進展について解説する。
 動的単一モードレーザとしての分布反射型(Distributed-Reflector: DR)レーザ、量子細線レーザ等の極微構造形成法確立とそれを用いた細線状活性層DRレーザで1 mAの低しきい値電流は実現できたが、集積回路上のグローバル配線を光配線に置き換えるためには、エネルギーコストを100 fJ/bit以下に低減する必要があり、そのために従来のレーザより1桁程度低い動作電流で高効率動作可能な光源として研究を開始した「半導体薄膜レーザ」の最近までの進展について解説する。