電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-3-53
注入同期によるSSB変調光周波数コムの広帯域・高S/N化
○横田信英・小向知也・八坂 洋(東北大)
マイクロ波・ミリ波の発生や光通信用多波長光源などへの応用に向けて、光変調器を用いた光周波数コム発生法が数多く提案されている。単側波帯(SSB)変調器と帰還ループ構造を用いた構成では比較的簡便に100本程度の光周波数コム発生を実現できるが、帰還ループ内の光損失を補償するために用いられる光ファイバ増幅器の自然放出光ノイズがループ毎に蓄積されるため、スペクトルの広帯域化に伴いS/Nが低下するという欠点を有していた。本研究では、複数の半導体レーザから出力された波長多重シード光を同時にSSB変調することで波長多重SSB変調光周波数コムを生成し、それらを注入同期法によって一括同期することで光周波数コムを広帯域・高S/N化する手法を実験的に検討した。