電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-3-51
フォトミキシング技術を用いたテラヘルツ波帯2f検波の提案
◎郷原誠鷹・久保木 猛・加藤和利(九大)
電磁波の吸収スペクトルから物質同定や濃度測定を行う吸収分光法では,電磁波として半導体レーザを用いて波長を掃引する波長可変半導体レーザ吸収分光法(TDLAS)が普及している.この波長掃引に変調をかけて測定信号をロックイン検出することにより光吸収スペクトルを2階微分した値を得て,さらに高い周波数分解能で検出する高精度検出手法が2f検波法である.一方、最近では吸収分光をテラヘルツ波帯で行うテラヘルツ波分光も進展してきている.我々はテラヘルツ波発生技術として取り組んできたフォトミキシング技術に着目し,TDLAS用の2f検波光変調信号をフォトミキシングによりテラヘルツ波帯にシフトすることでテラヘルツ波帯2f検波を行うシステムを提案する.