電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-3-36
出力パワー一定制御によるSS-OCT波長掃引光源のコヒーレンス長伸長
○上野雅浩・陳 明晨・豊田誠治・坂本 尊・赤毛勇一・山口城治・阪本 匡(NTT)
SS-OCT断層画像の観測可能深度は波長掃引光源のコヒーレンス長に比例しているため、コヒーレンス長は波長掃引光源の重要なパラメタである。コヒーレンス長伸長のためには波長掃引中のレーザ発振瞬時線幅の狭窄化が必要である。波長が固定のレーザでは、誘導放出による利得の飽和によって損失と利得がバランスした結果、線幅が狭窄化するためコヒーレンス長が伸長する。しかし波長掃引光源では、利得が損失とバランスする前に波長が推移するために、利得飽和による狭窄化の効果が得られにくい。そこで、損失とバランスするように利得を調整する方法として出力パワーを全掃波長において一定に制御する方法を考案し、実験によりコヒーレンス長改善効果を確認したので報告する。