電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-3-29
集積ナノフォトニクスによる超低レイテンシ光演算技術の研究
○新家昭彦(NTT)・石原 亨(京大)・野崎謙悟・北 翔太(NTT)・井上弘士(九大)・Guangwei Cong・山田浩治(産総研)・納富雅也(NTT)
現在のCMOSプロセッサは、情報処理を並列化することによりその高スループット性の進展は堅持されてはいるが、その周波数応答は既に頭打ち状態にあり、低遅延性の進展はすでに飽和しているのが現状である。そのため、脊髄反射的に即座に応答しなければならないような事案への対応が困難で、超低遅延で反応できる演算プロセッサの実現のためには、新たな技術革新の出現が望まれている。
本報告では、光インターコネクト技術を演算の領域にまで拡張し、光で情報を伝搬させながら情報処理を行う新しい超低遅延演算回路を提案し、集積ナノフォトニクスによる超低レイテンシ光演算技術として、BDDベースの超低遅延光回路、それを構成するための光電変換器、線形論理素子などについて紹介する。