電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-2-66
日本人女性の乳房組織の複素誘電率測定
○桑原義彦・尾崎智也・野崎 亮(静岡大)・藤井公人(愛知医大)
現在,我々は乳がん検査のためのマイクロ波マンモグラフィの研究に取り組んでおり,解析モデルとして胸部MRI画像から作成した数値ファントムを使用している.その際,脂肪,乳腺,皮膚,がんなどの乳房組織には北米の女性を対象とした文献[1]を参考に複素誘電率を割り当てている.日本人女性の乳腺組織は欧米人に比較して濃いといわれているが,日本人を対象とした調査は行われていない.本稿では,複数の日本人女性について乳がんの摘出手術で獲た乳房組織のマイクロ波帯での複素誘電率を測定したので報告する.