電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-2-39
2種のアイリス装荷導波管を適用した180度ブランチラインカプラの検討結果
○湯川秀憲・牛嶋 優・米田尚史・宮崎守泰(三菱電機)
衛星通信用導波管給電回路において180度分配位相差のカプラ(180度カプラ)は主要コンポーネントのひとつである。一般的な180度カプラとしてはマジックTやラットレースが知られているが、いずれも分配端子は相互の背面方向に配置される構成となる。このため、分配端子を同一方向に揃えたい場合には余計な引き回し線路が必要となる。分配端子が同一方向に揃ったカプラとしてはブランチラインカプラが知られているが、180度の分配位相差を実現するためには移相補正回路の装荷が必要となり、その分だけ大型化する。ここでは、2本の主導波管に誘導性アイリスおよび容量性アイリスからなるアイリス装荷導波管を適用することにより、180度の分配位相差を実現するブランチライン形のカプラについて報告する。