電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-2-18
小セルシステム用コンカレントアンプの消費電力低減検討
○玉野井 健・大田智也・川崎敏雄・木村重一・清水昌彦・馬庭 透(富士通)・鈴木俊秀(富士通研)
 一般的に送信機に使われる電力増幅器は、B級に近いバイアスにして高効率化する。しかし、高出力を必要としない小セルシステムの場合、B級に近いバイアスにすると歪が大きく、歪補償回路規模が大きくなるため、全体の消費電力面で不利となる。今回、マルチバンド送信機用コンカレントアンプにおいて、ゲートバイアス電圧が深い場合と浅い場合のACLR、PAEを比較し、浅くした場合でも効率劣化なくACLRの改善が見られたことから、全体的な低消費電力化に可能性があることを報告する。