電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-1-8
Small Slope Approximation を用いた2次元散乱の計算精度
◎橋本貴博・中西孝行・瀧川道生・米田尚史(三菱電機)
レーダーを海上で用いる場合,海面のクラッタやマルチパスが検知性能に影響するため電波伝搬推定が重要である.これらを精度良く推定するため散乱近似理論のひとつであるsmall slope approximation (SSA) を用いた推定法を開発している.SSA の計算誤差を,海面と観測点との距離を近傍界領域から遠方界領域まで変化させて,モーメント法との比較により評価した.結果,80°以上の広角では誤差が20 dBを超える場合もあるが,全角度の平均では4~9 dB の誤差となることを示した.