電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
BI-3-5
リアル脳と人工知能とロボットを融合させた新しいコミュニケーションスタイルの提案〜重度運動機能障がい者向けの脳波テレパシー装置を出発点として〜
長谷川良平(産総研)
近年,「脳を理解する」ための基礎科学である「ニューロサイエンス」の成果に基づいて「脳を活用する」ための様々な技術開発「ニューロテクノロジー」が盛んになってきている。なかでも注目されているのが,脳と機械を直結する Brain-Machine Interface(BMI)技術である。発表者は、意思決定などの認知機能の脳内基盤に関する自らの脳科学研究成果を活用した認知型 BMIの一種として,脳波による意思伝達装置「ニューロコミュニケーター」の試作開発と、重度運動機能障がい者対象とした臨床研究を行ってきた。本講演では、その高度化の一環としてロボットや人工知能との融合による、健常者にも拡張可能な新しいコミュニケーションスタイルの可能性ついて提案を行う。