電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
BI-2-3
光信号処理による通信路符号化および復号化技術
○相川洋平(沖縄高専)・植之原裕行(東工大)
筆者らは光通信の可能性を切り拓く事を目的とし,光信号処理に関する研究に携わってきた.なかでも,全光処理にて符号化利得を獲得することを目的として,畳み込み符号を用いた光符号化技術の実現に携わってきた.検討の結果,10 Gbps-DPSK信号を対象として畳み込み符号化動作を実現し,3.5 dBの符号化利得の獲得に成功した.一方で,全光処理での復号化技術を目指して,光比較演算技術の確立にも取り組んでいる.検討の結果,4 bit-QPSK信号を対象として10 Gbpsでの光比較演算動作の実証に成功した.これは任意の4 bit符号との類似度を強度信号に変換する技術であり,PSK変調信号を対象とした光比較演算動作は世界でも類を見ないものである.