電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-20-7
消防隊員の安全管理を支援する無線警報システムの開発-その3.無線通信性能の評価-
○筒井洋一郎・藤山将士・木下量介・関 修治・山田晃久・坂本直久(モリタホールディングス)・原 晋介(阪市大)・白川 功(兵庫県立大)
近年,移動する人間の情報を特定小電力無線通信でリアルタイムに取得する研究が行われている.消防活動では安全管理の徹底が求められており,これまでに,無線通信によって消防隊員の異常を指揮隊へ伝達する携帯警報システムを開発してきた.システムは隊員が装着するノードと,指揮隊の近辺に置いてノードと通信するベースユニットから成る.本発表では消防活動を想定した状況において,隊員からの指揮隊への通信のパケット回収率を調べた実験について報告する.これにより,建物内外にて複数で活動する消防隊員の情報を,建物外の指揮隊にリアルタイムに伝送し隊員の安全管理を行うという目的に対する,モバイルアドホック通信の有用性を示す.