電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-20-6
消防隊員の安全管理を支援する無線警報システムの開発 -その2. システムの実現-
◎木下量介・藤山将士・筒井洋一郎・関 修治・山田晃久・坂本直久(モリタホールディングス)・原 晋介(阪市大)・白川 功(兵庫県立大)
 消防隊員の安全管理ツールのひとつとして携帯警報器が使用されている.しかし,携帯警報器の警報は,災害現場での様々な騒音により,確実に周囲の隊員へ知覚されるとは限らない.そこで,著者らは,従来の携帯警報器の機能に加え,無線通信によって隊員の異常を指揮隊へ伝送する「携帯警報システム」の開発を目指した.
 本発表では,消防活動の特徴を踏まえた,目標仕様とそれらを満足するシステム構成を報告する.なお、通信方式には,モバイルアドホックネットワークを採用し,マルチホップ通信により,広範囲にネットワークを構築できるようにした.